南アフリカ共和国ケープタウン発カルチャー&ビジネスニュース
ケープタウン市は、風力、太陽光、水力などの再生可能エネルギーによって得られる電力の環境付加価値、「グリーン電力証書(GECs)」の取引を開始した。西ケープ州ウェストコースト郡ダーリングの風力発電所を利用する。
グリーン電力証書(GECs)は、再生可能エネルギーによって得られる電力の環境付加価値を取引する制度。ケープタウン市が今回販売を開始したグリーン電力証書は、西ケープ州ダーリングにおける商業用途としては南アフリカ初の風力発電所を活用する。
従来の電力を占めてきた石油や石炭など化石燃料を利用した発電に代わるエネルギーとして利用を促進することで、温室効果ガスの排出削減、地球温暖化の緩和を目指す。ケープタウン市は、2020年までに、市内の電車に利用する電力の少なくとも10%を、こうした代替エネルギーでまかなうことを目指しており、ダーリングの風力発電に対する期待は少なくない。
ダーリングの風力発電プロジェクトは、ダーリング・ウインド・パワーとの2006年の合意によってスタート。プロジェクト予算7000万ランド。2008年5月より稼働、ケープタウン市は20年間の全電力を購入する。
ダーリング風力発電所は、セントラルエネルギー基金、南アフリカ開発銀行、デンマーク政府、ダーリング・インディペンデント・パワー・プロデューサーが支援する。
グリーン電力証書は、生産量に応じて、1年に1~2回販売を実施。ケープタウン市公式ホームページ、もしくは所定のフォーム(英語、コサ語、アフリカーンス語)をファックス、もしくは郵送することで購入申込可能。窓口での申し込みは不可。問い合わせは、コールセンターへの電話(0860 10 30 89)にて。
▼[地図] Darling Wind Farm▼
(最終更新: 5月 8 日 14:36)