南アフリカ共和国ケープタウン発カルチャー&ビジネスニュース
南アフリカにおける50の街を周る、移動式映画上映の「サッカー・シネマ」がはじまった。様々な事情により、6月に開催が迫る「FIFA ワールドカップ南アフリカ大会」の試合をスタジアムで観戦する余裕のない南アフリカ人らに、最高のサッカー・ドキュメンタリーを届ける。
サッカー・シネマは、南アフリカの街を巡る移動式映画上映のプロジェクト。ワールドカップ本大会を盛り上げること、サッカー史上の素晴らしいチームやスター選手について学ぶことを目的とする。ネルソン・マンデラ元大統領が少年時代を過ごしたQunuなど、比較的小規模の街まで訪れる。
同プロジェクトは、4月6日にケープタウンにてスタート。ワールドカップ開幕前の6月2日まで各地を周る予定。プロジェクト・マネジャーのNathalie Rosa Bucherさんは、「ワールドカップを前に、誰もがこのイベントと関わりを持っているのだ、と感じてもらうことが大切なのです。」と話す。
上映作品は、南アフリカのJunaid Ahmed監督による「More than just a game」など10作品。More than just a gameは、アパルトヘイト時代の1960年代、ロベン島に収監されていた人々が立ち上げたサッカー・リーグを取り上げた作品。
その他の上映作品は、当時FIFAランキング最下位のモントセラトと、その一つ上のブータンの間で行われた試合を巡るドキュメンタリー「アザー・ファイナル」、南アフリカ人サッカー選手シブシソ・ズマを追った「Zuma the Puma」、コートジボワールのディディエ・ドログバ選手を巡る「Drogba Fever」など。
西ケープ州WorcesterのJohn Grootboomさんは、「私たちは、この上映を非常に楽しみにしている。とりわけ、アフリカ人プレーヤーの映画に。上映会は、この地の若者にとって、とてもいい刺激を与えてくれるでしょう。」と話す。
サッカー・シネマは、4月6日から6月2日まで実施。南アフリカ全9州における50の街を周る。問い合わせは、電話(021 465 5805)、もしくは公式ホームページにて可能。
▼[地図] Qunu▼
(最終更新: 4月 13 日 0:07)