南アフリカ共和国ケープタウン発カルチャー&ビジネスニュース
3月27日夜20時30分から1時間、WWF(世界自然保護基金)の呼びかけによる地球温暖化防止キャンペーン「アース・アワー」(Earth Hour)が実施され、世界各地で電気のスイッチが切られる。南アフリカでは、WWF南アフリカが主導し、ワールドカップ開催会場が消灯されるなど、各地で関連イベントが開催される。
アース・アワーは、地球温暖化に立ち向かう意思を表明することを目的とするキャンペーン。2007年に、オーストラリアのシドニーで、220万の世帯と企業が実施したことに始まる。2009年には、南アフリカや日本を含む88ヶ国4000以上の都市が参加、数億人の人々が賛同し、同時刻に電気を消した。
南アフリカでは、WWF南アフリカなどが呼びかけ、各地で関連イベントが開催される。6月に開催される「FIFAワールドカップ南アフリカ大会」の開催会場であるダーバンのモーゼス・マヒダ・スタジアムとケープタウンのケープタウン・スタジアムにおいても、この呼びかけに応え、3月27日土曜日の夜、電気が消えることになる。
WWF南アフリカの代表Dr Morné du Plessisは、「今年は、ワールドカップにおいて、世界に対して私たちの多様性、能力、そしてホスピタリティを誇りを持って示すという点で、南アフリカにとって極めて重要な年と言えます。しかし同時に、気候変動に対する行動においても、極めて重要な年でもあるのです。そのため、この新設の2つのスタジアムが参加してくれるということは、意義深いことなのです。」と話す。
同キャンペーンには、すでに南アフリカにおける100以上の企業や団体、5000人以上の個人が参加を表明している。南アフリカのノーベル平和賞受賞者デズモンド・ツツ大主教やロックバンド「The Parlotones」、ラグビーのブライアン・ハバナさん、コメディアンのMarc Lotteringさんらも賛同する。
ケープタウンでは、同都市のシンボルと言えるテーブルマウンテンも消灯される。ケープタウン市長のダン・プラトさんは、「私たちは、人類の活動によって、この惑星が急速に温暖化しつつあるという事実から逃れることはできません。」と話す。市長はまた、ケープタウン市のあらゆる建物で、電気が消されるように呼びかけた。
アース・アワーは、3月27日20時30分から1時間。南アフリカのイベント情報は、アース・アワー南アフリカ版公式サイトにて確認可能。同サイトでは、賛同署名もできる。
▼[地図] Cape Town Stadium▼
(最終更新: 3月 26 日 23:25)