南アフリカ共和国ケープタウン発カルチャー&ビジネスニュース
鉱山業で成功した南アフリカの起業家Patrice Motsepeさんと金融グループのSanlamは、毎年南アフリカ全9州の高等学校約4000校が参加するサッカーのトーナメント「Sanlam Kay Motsepe Schools Cup」に対して、今後5年間にわたり、総額3000万ランドの支援をすることを発表した。
Patrice Motsepeさんは、自身の経営する鉱山会社「アフリカンレインボーミネラル」で成功した起業家。現在は、南アフリカ最大の金融機関である「アブサグループ(ABSA Group)」の社外取締役を務める。また、今回ともに学生サッカーに対する支援を決定した西ケープ州ベルビルに本店を構える金融グループ「Sanlam」の社外取締役も兼任。さらに、南アフリカのプロサッカーリーグ・プレミアリーグ所属のチーム「Mamelodi Sundowns FC」(本拠プレトリア)のオーナーでもある。
「Sanlam Kay Motsepe Schools Cup」は、もともとはKay Motsepe Cupとして開催されてきた、学生によるサッカートーナメント大会。Patriceさんは、「私たちは、とても真剣に、学生たちがサッカーをするための努力を重ねてきました。」と話す。
同サッカー大会では、南アフリカ全9州から約4000校の高等学校が参加する見込み。2月20日より地区予選が始まり、勝ち残った各州2校合計18校のチームは、FIFAワールドカップ南アフリカ大会の4日後に開催される本戦において、南アフリカ全高校の頂点を目指すことになる。
優勝校には、昨年の2倍となる100万ランドが授与される。本戦出場18校に残ると、以降段階別に賞金が設定されている。昨年は、リンポポ州のMokopaneスポーツアカデミーが優勝した。
同サッカー大会は、南アフリカ学生サッカー協会(SASFA)によって運営。SASFA会長のMandla Mazibukoさんは、「南アフリカの学生サッカーにとって、これは新しい時代の始まりを告げるものだ。」と話す。また、大会は2014年のFIFAワールドカップブラジル大会のための新しい才能を育てるという目的もある。Mandlaさんは、「私たちは、2014年のブラジルを見据え、種を蒔いているところなんだ。さあ、新しい才能を発掘しよう。」と話す。
Patriceさんは、このようなトーナメントが、より良い南アフリカの国家を築くことに貢献すると信じているという。Patriceさんは、「私たちの国を作っていくに際して、サッカーというのは、本当にユニークな役割を担うことができるのです。」と話す。
同サッカー大会は、公立私立問わず、あらゆる高校が参加可能。
▼[地図] Cape Town Stadium▼
(最終更新: 2月 22 日 23:10)