南アフリカ共和国ケープタウン発カルチャー&ビジネスニュース
地球環境に配慮した視点で、地域住民によって作成された「ケープタウン・グリーンマップ」に、このたび冊子版が登場した。これにより、これまでインターネットでのみ閲覧可能だったケープタウン周辺の環境マップを、さらに手軽に利用できることになった。
グリーンマップとは、特定地域における環境に良いものと悪いものを、その地域の住民と調査しながら、「グローバルアイコン」と呼ばれる世界共通の絵文字を使って表す環境マップのことで、1992年に提唱されてから、日本を含む世界50カ国500都市以上が参加するプロジェクトとなっている。ケープタウンのグリーンマップは、アフリカで初めての試みだった。
ケープタウン・グリーンマップは、住民や訪問者が、ケープタウンで地球環境に優しいライフスタイルを選択する手助けとして活用されてきた。12月15日現在、273のグリーンサイトが登録。ホームページ上で、投稿された情報や写真を閲覧することができる。
今回公開となったケープタウン・グリーンマップの冊子版は、オンライン版に登録されているグリーンサイトから厳選したものを収録。アウトドア、パーク&ガーデン、ショッピング、フード、宿泊、訪問、ツアーなどのカテゴリ毎に、地球環境に配慮しているスポットやイベントなどを掲載した。
グリーンマップの冊子版は、ケープタウン市内全てのツーリズム・センターにて、12月より無料で入手可能。また、ケープタウン・グリーンマップの公式ホームページからもダウンロード可能。A4版とA3版の2種類を用意している。
冊子版の印刷には、南アフリカ最大手の製紙業会社Sappiの支援で、同社の開発した環境に優しい無塩素漂白のサトウキビ繊維紙「トリプル・グリーンペーパー」を使用。さらに、プリンターには、野菜原料のインクを使用した。
ケープタウン・グリーンマップのプロジェクトは、来年に控える「FIFAワールドカップ南アフリカ大会」を地球環境に優しいイベントにするために、ケープタウン市が取り組んでいる「グリーンゴール2010」の一環。
▼[地図] Environmental Resource Management:City of Cape Town – 住所: 7th Floor, 44 Wale Street Cape Town, 8001▼
(最終更新: 12月 15 日 23:07)