南アフリカ共和国ケープタウン発カルチャー&ビジネスニュース
来年に控える「2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会」の試合会場となる「ケープタウン・スタジアム」が、2年以上にわたる工事を経て、予定通り竣工した。正式公開となった12月14日の記念式典では、ケープタウン市長のダン・プラトさんが、世界を歓迎する準備が整ったことを宣言した。
ケープタウン・スタジアムは、旧グリーンポイント・スタジアムのあった場所に、来年に開催するワールドカップの試合会場とするため、新たに新設されたスタジアム。2年以上におよんだ建設期間を経て、予定通り2009年の12月に竣工となった。収容能力は、68000席。準決勝や準々決勝などワールドカップ8試合の試合会場となる。
スタジアムが、正式にケープタウン市に引き渡されることになった12月14日には、記念式典を開催。世界各国から集まった200人以上のメディア関係者を前に、ケープタウン市長のダン・プラトさんが、スタジアムの鍵を受け取り、「このスタジアムは、世界を歓迎する準備が整いました。」と宣言した。
スタジアムの総工費は、45億ランド。ケープタウン市における過去最大規模のプロジェクトとなった。建設過程における困難にも関わらず、建設を請け負ったMurray & RobertsとWBHOの作業員などの尽力により、予定通りの納期に完成へとこぎつけた。
プラト市長は、このスタジアムを「素晴らしき芸術作品」と形容する。また、安全面を考慮し、スタジアム内には監視カメラを設置。スタジアム内には警察署も設置され、フーリガンや犯罪行為に対処する。
ケープタウン・スタジアムは、地球環境にも配慮しているという。デザイン段階から、水やエネルギー利用の効率性を考慮して設計。また、グリーンポイント・スタジアムを取り壊した際に発生した構成物質の95%が、再利用された。
スタジアムの名前は10月に、一般公募などを経て、これまで親しまれてきたグリーンポイント・スタジアムから、「ケープタウン・スタジアム」に正式に変更となった。公募では、ケープタウン市民から300以上の案が出たが、最も多かったのがこのケープタウン・スタジアムだった。なお、コサ語では「Inkundla Yezemidlalo YaseKapa」、アフリカーンス語では「Kaapstad-stadion」となった。
▼[地図] Cape Town Stadium▼
(最終更新: 12月 26 日 16:44)